第2回あめおふ!使用構築「ぎゃるーらで勝つーら」

こんばんは。
cloudiaさん主催の第2回あめおふ!に参加してきました。

先に結果から報告すると
ユキノオーブロックを6-1で1位通過の予選抜け、
決勝トーナメント2戦目で負けてベスト8でした。
今まで予選抜けたオフは全て決勝トーナメント1戦目で負けてしまっていたので
少しでも進歩できて嬉しいです。


「いかにしてガルーラを活躍させるか」ということを
とにかく意識して組みました。


ガルーラ@ナイト やんちゃ 肝っ玉
180-161(252)-100-71(84)-90-132(172)  180-194-120-91-108-142(メガ進化時)
・猫だまし 捨て身タックル 地震 火炎放射

この構築の基となったポケモン
猫だまし+捨て身タックルの火力は本当に魅力的です。
上記二つの技を搭載している場合、大抵のガルーラの残り2つの技は
グロウパンチ」と「不意打ち」になる場合が多いと思います。

親子愛グロウパンチ+捨て身タックルでクレセリアすら落とせるのは魅力的ではありますが
ゴツメ4回と反動ダメージで同時にガルーラも落ちてしまいます。
そこでクレセリアは完全に諦めて、他の見れる範囲を広めようと思いました。

地震バンギラスヒードラン意識、
火炎放射はエアームドナットレイに打点が持てることはもちろん
この構築で特に重いハッサムを意識しました。

C91火炎放射で177-120メガハッサムに30.85%の乱数1発
(ダメージとしては160〜192)
A194猫だましで177-160メガハッサムに20〜25のダメージ

つまり猫だましと合わせるとH252メガハッサムなら確定で落とせます。
実数値が1低いC90火炎放射だとメガハッサムに152〜184のダメージとなり
ここで大きく乱数が動くので今回はC91としました。

因みにSの実数値はメガ進化時で最速ヒードラン抜きです。
基本猫だましから入るのでメガ進化前のSで猫だまし以外の行動をすることはほとんどないです。
(強いていうなら霊相手に肝っ玉猫だまし)



ギルガルド@防塵ゴーグル 陽気 167(252)-83(100)-170-X-170-110(156) 
アイアンヘッド シャドークロー かげうち 剣の舞

大多数の人が上から殴る以外の、ガルーラに抗う手段として
クレセリアのゴツメで削るという方法を取っていると思います。
そこで大抵のクレセリアを起点にできるポケモンとしてギルガルドを採用しました。
以前は瞑想ライコウを使っていたのですが今回はエルフーンに残飯を持たせたいので。

技構成自体は非常に使い勝手が良く正解だったのですが
配分だけはオフ前に即席で考えたのでもっと良い配分があると思います。
特にSラインだけが自分でも正解が分からないです。
今回は大抵のメガフシギバナを上から殴れるであろうラインまで確保しました。


クレセリアに投げたら出来るだけ剣の舞を積みたいです。
因みに2回舞うとHBクレセリアがシャドークロー1発で飛びます。
当然のことですが、舞うことで影打ちもバカにならない火力がでるので
影打ち+ガルーラの猫だましで相手のポケモンを処理、といったことも可能です。

クレセリア以外にも初手のガルーラに対して後出しされたギルガルドに対しても
この構成、Sラインだと有利に動けます。<例>
メガガルーラの猫だましor捨て身タックル→後出しギルガルドに透かされる
・こちらギルガルド後出し→このタイミングで霊技はほとんど飛んでこない
・相手はブレードフォルムなので大抵キングシールド→こちら剣の舞
               ↓
・A183ランク+2シャドークローで167-170ギルガルドが確定1発

このような場面は実際に結構起こりました。


またこちら側からするとキングシールドを切っているので択が減って動きやすいですが
相手からするとこちらのキングシールドのことを考えないといけないので
変に技を打ってきたりして思わぬ良い展開になることが多々ありました。

最後に、持ち物ですが今回は防塵ゴーグルを持たせました。
相手の抜群攻撃を盾フォルムで受けてから反撃といった趣旨ではないので
弱点保険は不適、これといって持たせたい物が無かったので
最近増えつつあるビビヨンに対抗できるゴーグルをチョイスしました。
キノガッサフシギバナも同時に多少抗えるので選出の幅が広がったりして
とても良かったです。



ハピナス@綺麗な抜けがら 図太い 自然回復 331(4)-X-68(252)-105(76)-156(4)-97(172)
・火炎放射 シャドーボール 電磁波 卵産み

相手の特殊アタッカーやメガゲンガーを見る枠として採用しました。
対戦終わった後に相手の方に選出段階で考えていたことを聞いたのですが
やはり多少なりとも選出時の圧力となっているようでとても良かったです。
特殊アタッカーだと、この構築は特にゲッコウガが辛いのですが
あまり出て来ず助かりました。

配分ですがギルガルド同様即席なので正解とは思ってないです。
図太いでBにぶっぱするのは確定として、Sは4振りメガハッサム抜きまで確保しました。
C105シャドーボールで167-115にダメージ56〜68の確定3発
メガゲンガーの身代りは確実に壊れます。

もうひとつの技は今回は火炎放射を選択。
地球投げの方が安定したダメージソースとなるのですが
ハッサムに起点にされそうなことと、ゲンガーの身代り+金縛りを考慮しました。
今回のオフに限っていえば
ラス1ハピナスと毒毒を持ってない耐久サンダー対面で
シャドーボールでDをおとしてから威力の高い火炎放射で押すという試合があり
大正解でした。

電磁波の枠は自由だと思ってますが
パーティ自体が非常に低速なために麻痺をばらまき
ガルーラやギルガルドで上から殴れる機会を増やせるようにしました。



グライオン@毒毒玉 慎重 169(148)-115-145-X-133(204)-135(156)
地震 岩石封じ 身代り 守る

相手のファイアローに対抗する駒として採用しました。
最近急激に増えた挑発はねやすめ剣の舞orビルドアップファイアローによって
クレセリアで受けてゴツメと反動ダメージで処理をするといった従来の形が
とれなくなったからです。

最初は原子の力ヒードランを使っていたのですが
ヒードランというポケモンを私自身ほとんど使ったことが無くうまく使えなかったので
比較的使いなれているグライオンになりました。


配分はトゥりりりさんのブログから拝借しました。
5世代のように「物理を見る枠」として使う場面が減り
なおかつ全体的に特殊技の威力が低下したので非常に使いやすかったです。

ファイアロー以外にも
ギルガルドヒードランも安定して見れます。
先ほども言ったとおり特殊技の威力が低下したとはいえ
特殊ポケモンに後出しできるグライオンがここまで使いやすいとは思いませんでした。 
トゥりりりさんにはとても感謝してます。



エルフーン@残飯 図太い 145(76)-X-134(132)-103(44)-127(252)-137(4)
ムーンフォース 宿り木の種 身代り アンコール

配分はくーるじーさんのブログから拝借しました。
ありがとうございます。
ハピナスグライオンクレセリアといった耐久に厚く火力に欠けるポケモンを使っていると
それらに対して有利なポケモンを後出しされてそのまま起点にされて負け、ということは
多くの人が経験したことがあると思います。

そこで上からアンコールをうつことができるエルフーンを採用しました。
6世代からフェアリータイプが加わり、ドラゴンに対しても後出ししやすくなったことが
ポイントです。
またムーバーが解禁してからステルスロックを撒く構築が非常に多いので
霊獣ランドロスガブリアスに対しても圧力になることができます。


エルフーンもここ最近急激に増加傾向のあるポケモンですが
使った感想としては「強いけど弱い」です。
おそらく使ったことのある人ならこの意味が分かると思います。

相手のポケモンエルフーンを後出しした場合に
相手が、エルフーンが複数回受けられる攻撃もしくは補助技を使ってきたとします。
この場合アンコールを使うことで相手の行動を縛りそのまま宿り木+身代りのパターンに
持っていくことが可能です。

ただ相手側もアンコールを警戒した場合、後続のエルフーンに有利なポケモンに退くといった
行動をとると思います。
その際にアンコールを使用してしまった場合当然アンコールは不発、
先ほどまでの有利対面と打って変わってこちらが一気に不利対面になってしまいます。

逆に、相手がアンコール警戒で交代することを読んで
宿り木の種or身代りを使うことができるとこちらが引き続き有利な状況となります。
しかし相手が交代しなかった場合はエルフーンにとって不利な攻撃が飛んできます。

つまり相手とこちらの行動が噛み合えば非常に強力なポケモンですが
噛み合わないと自ら有利対面を不利対面に変えてしまうポケモンです。


宿り木の種+身代りのパターンに持ち込んでしまえばとても強いですが
宿り木の種は命中不安定技なので出来ればあまり使いたくないですね。



クレセリアゴツゴツメット 図太い 227(252)-X-189(252)-95-151(4)-105
サイコキネシス 冷凍ビーム 電磁波 三日月の舞

所謂月光乱舞。
エルフーンだけに対ドラゴンを一任するのは不安が残るのと
一番最初に述べた通りガルーラをとにかく活躍させることをコンセプトにしているので
これ以上の適任はいないと思いました。

メガハッサムガチアンチなのでCに努力値を割き
電磁波の枠をめざめるパワー炎で使っていた時もありましたが
やはりパーティの低速が気になるので今回は電磁波で使いました。

この型のクレセリアを使っている人は非常に多いと思うので
説明は何もいらないと思います。
ただ、自分のパーティに「ハピナス」や「グライオン」といった
耐久系ポケモンが多く存在するためか
あまり三日月の舞を警戒されなかったように感じました。
非常に決まりやすかったです。



<<選出>>
予選で7戦、決勝トーナメントで2戦の合計9戦をやったのですが

ガルーラ  ○○○○○○× ○×(9/9)
ギルガルド ○−−−○○− ○−(4/9)
ハピナス  −−−○−−− −×(2/9)
グライオン −○−−○−× ○−(4/9)
エルフーン −−○○−−− −−(2/9)
クレセリア ○○○−−○× −×(6/9)

となりました。
ガルーラは全試合選出の上に全試合初手に置きました。(別に縛りではないです)
初手のガルーラから始まり、そこから試合を有利に動かすコンセプトなので
当然といえば当然かもしれません。

<<反省点>>
反省点としてはやはり相手のゲンガーの対処です。
自分の脳内では、初手でガルーラとゲンガーが対面した場合

肝っ玉猫だましを打ち
相手がメガ進化すれば地震、しなければ捨て身タックルで押したりハピナスに退いたり、
ということを考えていました。

猫だましで様子見をしてから、ゲンガーのメガ進化の有無によって
対処の仕方を変えようと思っていたのですが
逆に言うと相手がメガ進化した場合にガルーラが交代するチャンスを失ってしまいます。

道連れによって強引に1:1交換をさせられると
ガルーラという大きい戦力を失い、それと同時にこちらのパーティコンセプトが崩壊してしまいました。

これに関してはオフ前に数戦しか回さなかった影響で
ゲンガーの明確な処理ルートを確保できなかったことが原因だと考えています。



あめおふ!自体は前回と引き続き非常に楽しく
また、いろいろな方と交流することができました。
主催のCloudiaさん、副主催のヒデキさんを始めスタッフの皆さん
楽しいあめおふ!をありがとうございました。

拙い文章で非常に申し訳ないですが
少しでも読んでいただいた方の参考になれば幸いです。


申し訳程度の追記
所詮追記なので雑ですがご容赦を。

オフが終わった後にこの構築をレートでまわしたところ
2000↑はわりとキープでき、2100には乗りました。

・対ファイアロー
初手ガルーラにファイアローが対面した場合、とりあえず猫だましをうつ。
ダメージで耐久に厚いのかどうかを判断。

次にグライオンに退くと鬼火が飛んできた場合詰むために
鬼火を食らっても良いポケモンクレセリア)を出す。
仮にブレイブバードで突っ込んで来た場合はダメージで持ち物を判断する。

鉢巻でない場合はここでグライオンに退く。
大抵挑発が飛んでくるが岩石封じから入るために問題ない。

ちなみにA115グライオンの岩石封じで153-92ファイアローには
4倍弱点と言ってもダメージ116〜140の確定2発。
次からははねやすめ読みで地震を打ったりする。

鬼火を受けるクッションを一回出すために
初手のガルーラを合わせてこちらのポケモンを3匹見せることになるが
ガルーラやグライオンが鬼火をもらうよりはよっぽど良い。