Harvest 4th 準優勝構築+レート序盤、終盤使用構築 素早さ判定ガルーラスタン

先月行われたHarvest 4thにテナぱんまんという名前で参加してきた。
結果はブロック2位抜け(8勝2敗)、決勝で負けて準優勝。
オフでの言動に反し公開が遅れてしまったが
レーティングバトルが終了した時が良いタイミングかと思った。

種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
化身ボルトロス 悪戯心 図太い オボンの実 10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 悪巧み
ガブリアス 鮫肌 陽気 ゴツゴツメット 逆鱗 地震 岩石封じ ステルスロック
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 陽気 ガルーラナイト 空元気 冷凍パンチ グロウパンチ 不意打ち
メガゲンガー 浮遊→影踏み 控えめ ゲンガナイト クリアスモッグ サイコキネシス 挑発 道連れ
ウルガモス 炎の体 臆病 達人の帯 炎の舞 ギガドレイン めざめるパワー氷 蝶の舞
マリルリ 力持ち 意地っ張り ラムの実 滝登り 冷凍パンチ アクアジェット 滅びの歌

以下採用順の解説とする。

メガガルーラ
193(100)-146(244)-101(4)-x-101(4)-143(156)
193(100)-176(244)-121(4)-x-121(4)-154(156)
A
183-116ガブリアスへの親冷凍パンチへの乱数が変わるライン(瀕死率約76%)。
175の数値を確保する事で215-162カバルドングロウパンチ+冷凍パンチでほぼ落とせる。
S 
メガ進化前、進化後でそれぞれ準速ガルーラより早く最速ガルーラより遅い。

初手で多いガルガル対面をとても動きやすくしたガルーラ。
このSラインは私唯一のモノであると考えている。そうでなければ価値がない。
メガ進化の先行後攻で相手のガルーラの性格を判断、その後の技で選択肢を狭める事が可能。

(例)
陽気猫→捨て身タックルが濃厚
意地猫→秘密の力or捨て身タックル

初手のガルガル対面はグロウパンチ即決。
相手がこちらより遅く秘密の力orグロウパンチを打った場合不意打ちで相手のガルーラを縛る事が出来る。


ガブリアス 203(156)-160(76)-118(20)-x-106(4)-169(252)
HB
192秘密の力+不意打ちをほぼ耐える。
HD
93冷凍ビーム急所非考慮約76%で耐える。
A
鮫肌2回+ゴツメ2回+地震で181-121メガガルーラを2個切りで落とせる。

相手のメガガルーラを削る駒。それでいて相手の低速ポケモンを上から殴る事が出来る。
メガガルーラに闇雲に後出しするのは危険が伴うが、前述のガルーラの素早さ判定を利用し
猫だましやグロウパンチ、不意打ちを打たれがちなタイミングで後出しをする。

またウルガモスファイアローからの引き先としての役割も兼ねている。
アタッカーファイアローだった場合、交代際のステルスロックと合わせて
確実に1:1かそれ以上をとることができる。


ウルガモス 169(68)-x-115(236)-160(36)-126(4)-155(164)
HB
182岩石封じを最大乱数以外耐える。
C
157-116メガクチートを帯炎の舞で高乱数1発(瀕死率約82%)。
S
準速ガブリアス抜き。

物理耐久に大きく割いたウルガモス
クチート軸にも出していきたいので、足りなくなった火力は帯で補っている。
帯の恩恵はこれだけではなく、先に積む事さえ出来れば瞑想スイクン
体力をある程度残しつつ押す事が出来る。

拘りスカーフを持ったガブリアスは陽気ばかりなのでSを落とすのも選択肢だが
準速メガガルーラの上から削りを行えるのは優秀。


化身ボルトロス 184(236)-x-132(240)-145-101(4)-135(28)

普通の図太い悪巧みボルトロス
メガルカリオメガミミロップ、その他多くのポケモンに対するクッションとなる。
交代され電磁波が入らずとも、1度流して先にこちらがウルガモスで展開する等の選択肢がうまれる。


マリルリ 181(44)-112(252)-127(212)-x-100-70
HD
150ゲンガーのヘドロ爆弾を最高乱数以外で耐える。

ABベースのマリルリ。申し訳程度の耐久調整を施している。
ラムの実を持つ事でカバルドン展開に強く出られるが、絶対選出というわけではない。
前回登場のマリルリ同様滅びの歌を持つ事で害悪耐性をつけられる。

今回のウエポンはじゃれつくではなく冷凍パンチ。
じゃれつくを打ちたい相手には冷凍パンチで事足りる事が多い。なにより命中安定。


メガゲンガー
154(148)-x-98(140)-170(36)-96(4)-153(180)
154(148)-x-118(140)-214(36)-116(4)-173(180)
HB
233フレアドライブを3個切りで耐える。
C
163-91バシャーモサイコキネシスで2つ切りで落とせる。
S
メガ進化前準速ガルーラ抜き。

この構築ではメガガルーラをとても信用しているのでメガゲンガーは超補完的採用となっている。
基本的には害悪系統、バシャバトン系統に選出する。
挑発+道連れで最低限の1:1交換性能は兼ねている。
クリアスモッグはヘドロ爆弾で良いかもしれない、また普通の催眠ゲンガーも一考。


また、レートで1800くらいまで使用した構築も同時に公開する。
ゲンガーとマリルリが上記の個体と異なる。
同時にクマさんが(@k_p_poke)9割こちらの構築を使い最高最終2157を記録した。

クマさんの記事はこちら。
シーズン17使用構築 素早さ判定ガルーラスタン (最高&最終2157) - ステロと吠えるを同時に持てるポケモンは強い


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
メガゲンガー 浮遊→影踏み 臆病 ゲンガナイト 祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 道連れ
マリルリ 力持ち 意地っ張り ラムの実 叩き落とす アクアジェット 腹太鼓 眠る

メガゲンガー 159(188)-x-115(116)-191(4)-116(4)-192(196)

特筆すべき所がない普通の催眠ゲンガー。

マリルリ 203(220)-112(252)-101(4)-x-104(28)-71(4)

クレセドラン系統を崩す駒。
Dに多少振る事で、163-91バシャーモを意識してCに割いたクレセリアに対しても
体力半分からサイコキネシスゴツゴツメットダメージを耐える事が出来る。

カゴの実でない理由はヒードランの鬼火に対してのラムの実発動機会が多いため。
眠るは単純に拘ったガブリアス、低火力の相手に対してマリルリの体力回復の機会を得られる。
加えて、メガガルーラの不意打ち、交代による猫だましの再利用時など役立つ場面は多い。


(基本選出)
ガルーラ+ガブリアスウルガモス
ガルーラ+ガブリアス+化身ボルトロス

(最後に)
このSラインのメガガルーラが最近一番の発見であり強さは確かだった。
私の構築を組む上での信念は、「その時強いメガガルーラを使う」だったのでそれは達成できたと思う。
このガルーラは私唯一であるという自信の上で使っていた。

ガルーラガルーラ対面は不毛とよく言われるが
この個体の強みは相手の選択肢をある程度絞れる事。
メガ進化の速度+相手の選択する技を確認してから立ち回りを決める。
選択肢を排除した後のゴツゴツメットガブリアスは強力で、ウルガモスとの相性も申し分なかった。

(おまけ)

種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 無邪気 ガルーラナイト 猫だまし 捨て身タックル 冷凍ビーム 不意打ちor地震

メガガルーラ 181(4)-177(252)-121(4)-91(84)-108-155(164)
C
冷凍ビームで183-105ガブリアスがほぼ落ちる。
S
メガ進化前、進化後で準速ガルーラより早く最速ガルーラより遅い。
メガ進化後準速ガブリアス抜き。

普通の両刀メガガルーラだが、素早さ調整を施してある。
思考を変えるとこのような事も出来る。

冷凍ビームを採用しながらA177を確保を可能としている。
猫だまし+捨て身タックルを採用する場合A177をしっかり確保したい。
先ほどと違い、メガ進化後に準速ガブリアスを抜くことができるのは価値があると判断。


勿論記事を公開した以上、このメガガルーラはもはや価値が無くなったと思っている。
この記事をもってこのメガガルーラとはお別れ。
しかし、このように同族対決がよく起こりうるポケモン
自分唯一と自信が持てる素早さ調整を施したポケモンは立ち回りの幅が格段に広がると思った。


ORASお疲れさまでした。
オフ中心のポケモン生活を送りましたが、SMではネット対戦にも力を注ぎたいです。
勿論、残りのオフは頑張ります。オフでお会いする方は引き続き宜しくお願い致します。

質問などはこの記事のコメント、もしくはTwitter @nyao_manman までどうぞ。

シングルキャラランク

暇だったので身内に便乗。自分用メモも兼ねているので、一部ポケモンは消した。

メガ進化
S

A

B

一般
S

A

B

C

一般枠としてのゲンガーはAランクの強さがあると思うが
ゲンガナイトを持った素ゲンガーも多いのであえてのせていない。
真剣に作成するなら、同ランクの中でも+や-に分けた方が良い。
気が向いたら追加する予定。

清陵祭シングル大会結果&最近使っていたメガガルーラ

横浜国立大学の清陵祭にて、ポケラバーズの方々が企画して下さったシングル大会に参加してきた。
結果は準優勝。デデンネのぬいぐるみを頂いたので早速私の部屋に置いた。
並びは見ての通りでゲンガーの枠がソーナンスになっている。
某氏から頂いた構築のため詳細は申し訳ないが伏せておく。


この他にも先月はオフにいくつか参加したのだが結果はあまりふるわなかった。
しかしこれだけで記事を終えるのも寂しい気がするので
先月オフ等で使っていたメガガルーラの配分でも紹介しようと思う。

197(132)-124(68)-118(140)-x-101(4)-144(164)
197(132)-154(68)-138(140)-x-121(4)-155(164)

配分はそれぞれメガ進化前と進化後。
確定技:ノーマル技 不意打ち カウンター
選択技:グロウパンチ 噛み砕く 炎のパンチ 岩石封じ等

A
194グロウパンチに対するカウンター+不意打ちで181-121メガガルーラ確定
グロウパンチのダメージ32-38、不意打ちのダメージ52-63)
炎のパンチで135-101キノガッサをほぼ倒せる

HB
177猫だまし+捨て身タックルのダメージ174-208

S
準速メガガルーラより速く最速メガガルーラより遅い

準速ガルーラより早く最速ガルーラより遅いのでSの判別が容易。
これは基本的に準速ガルーラより速い個体は最速しかいないため。
炎のパンチでは無く噛み砕くを採用する場合はAを実数値150位に落としてHに回した方が良いかも。

少し速くて少し硬いメガガルーラ
このような配分が出来るのも、元々の性能が高いから。
カウンターを使いたくていろいろ考えていた結果一案としてこうなった。

自身の硬さと相まり、様々な物理アタッカーの攻撃を
カウンターによる大ダメージで返す事が可能だが
相手依存である事を忘れてはいけない。

HAB=197-192-135メガガルーラグロウパンチに対しては
グロウパンチで11/16の乱数を引けば(下5つを引かなければ)、カウンター+不意打ちでそこそこ落とせる。

意地猫捨て身メガガルーラと物理受けが相手にしたくないポケモンとなるので
それぞれ裏のポケモンで対処したい。
数値受けを崩せる汎用性の高いゴツゴツメットを持ったポケモンが望ましい。

以前はSをメガ進化後最速キノガッサ抜き近辺に落とし
残りをほぼHBに振った意地メガガルーラを使っていたが
相手の意地猫捨て身や準速グロウ不意打ちメガガルーラ等負ける要素が目立った。
そこで今回の配分を提案、前述したきついポケモンは裏でまだ何とか出来るのでそこを妥協点とした。

カウンターという技、そしてこの絶妙なSラインを持ったメガガルーラの配分には
面白さと可能性を見出しているのでもう少し考えてみたい。

第33回シングル厨のつどい 3位構築 オタク殺戮スタン

第33回シングル厨のつどいに参加してきた。

結果としては1次予選5-4でブロック3位。
その後ミドルリーグで5-0、本戦復帰。
本戦3-1でベスト4、3位決定戦で勝利し3位となった。

私の考えたこの構築を原案とし、9割同じ構築をオフで使用してくれた
ロー♀さん、クマさんもそれぞれ素晴らしい成績を残してくれたので
それは記事の終わりに記録として残す事とする。


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
化身ボルトロス 悪戯心 臆病 ラムの実 10万ボルト めざめるパワー氷 挑発 悪巧み
ガブリアス 鮫肌 意地っ張り 拘りスカーフ 逆鱗 地震 ストーンエッジ 毒々
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 意地っ張り ガルーラナイト 空元気 噛み砕く 冷凍パンチ ドレインパンチ
メガゲンガー 浮遊→影踏み 臆病 ゲンガナイト シャドーボール 身代り 滅びの歌 道連れ
ファイアロー 疾風の翼 意地っ張り 命の珠 ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 追い風
キノガッサ テクニシャン 意地っ張り 気合いの襷 タネマシンガン マッハパンチ 剣の舞 キノコの胞子

対面性能の高いこのメガガルーラを軸とし、相手に削りを入れた後に
化身ボルトロスキノガッサで展開。
最後にガブリアスファイアローで抜いていく事を目標とした。

以下採用順の解説とする。

メガガルーラ 197(132)-180(148)-149(228)-x-120-120
A
捨て身タックルの反動+ドレインパンチで181-121メガガルーラを大体落とせる
親冷凍パンチで183-116ガブリアス高乱数1発(瀕死率約88%)
HB
177メガガルーラ猫騙し+捨て身タックル161-193
194メガガルーラ猫騙し+捨て身タックル176-211(急所非考慮約77%で耐える)
200ガブリアスの鉢巻逆鱗136-162
197メガボーマンダスカイスキン+1捨て身タックル乱数1発(瀕死率約30%)

1ヵ月以上このポケモンを密かに考え続けていた。構築のキーであり地雷でもある。
秘密の力+不意打ちによる対面性能は勿論高いが
半思考停止感も否めなかったので凝り固まった思考を解してみた。
従来のABガルーラより火力を落とし、さらに物理耐久を上げた。
これにより、194猫騙し+捨て身タックルもそこそこの確率で耐える事ができる。
勿論急所を考えると安定はしないが、意地猫捨て身の個体数の関係である程度は妥協している。

範囲を広げる事に特化し、より多くのポケモンと対面有利を取る事が出来る。
ドレインパンチ、冷凍パンチ、噛み砕くはそれぞれガルーラ、ガブリアス、ゲンガーに対する明確な打点となっており
また同時にバンギラスメガボーマンダギルガルドに対しても有効である。
今回選択したノーマル技は空元気。
これにより耐久に厚いファイアローや水ロトム等が用いる鬼火、スイクンの熱湯に恐れる必要が無くなる。

不意打ちを切る形となったが、技構成はこれで完成されていると考えているため欲しいとは思わない。
相手のメガガルーラの攻撃を耐えて、ドレインパンチで回復しつつ突破すれば
2匹目のポケモンに1発攻撃を加えられる事も多い。
そもそも、相手視点からすれば不意打ちの有無は技をある程度見せるまでは判断が難しい。
このメガガルーラは実質技を5つ持っているのである。

秘密の力メガガルーラが環境に蔓延し、対面的な構築を組むと197-192-135-X-120-123を想定される事も多くなり
強みの一つである相手視点での型の豊富さが失われつつあると感じた。
環境にいた堅いガルーラを意識するならば194猫捨て身を使うのも有りだと考えたが
そうすると相手の陽気猫捨て身ガルーラに常に怯える事になり
200鉢巻ガブリアスクレセリア等厄介なポケモンも多い。
そこで、ほとんどのガルーラに対面で勝てる形に落ち着いた。

グロウパンチが無い事で、当然指数受けのポケモンを突破する事は困難となる。
基本的な構築の動きとしてそれらを物理2匹で崩したり、裏のポケモンの起点にしたりする。

非常に「個」が強いポケモン(型)なので、取り巻きのお友達は
彼女に見合ったポケモンを用意しなければならない。


キノガッサ 135-200(252)-101(4)-x-80-122(252)
A 
タネマシンガン5発で183-116ガブリアス確殺

前述の通り、グロウパンチを持たないメガガルーラは指数受けの突破が困難である。
そこで高耐久低速を起点にする事ができる剣舞キノガッサを採用した。
メガクチート絡みの構築、クレセドラン系統の構築は基本的にこのポケモンで崩す。

襷を盾にした強引な積みも可能であり、最速起きしない事を祈る場面も多々あるが
一度積めた時の抜き性能は目を見張るモノがある。

岩石封じが無い影響で相手のゲンガーが辛いが
仮にメガガルーラで1:1を取れた場合キノガッサが動きやすくなったりする。
相手の構築が、このポケモンの活躍を見込めなさそうな時
素直に選出しない事も重要。


ファイアロー 173(156)-146(252)-92(4)-x-93(28)-155(68)
A
珠+2フレアドライブで184-132ボルトロスを確定1発
HB
133ファイアローの鉢巻ブレイブバードを最高乱数以外で耐える(瀕死率約12%)

バシャーモ入りの構築や、キノガッサを採用した事で
ジャローダエルフーンが非常に重いのでファイアローを採用した。
最速ではない大体の化身ボルトロスを抜けるため、一度剣の舞を積んでしまえばフレアドライブで落とす事が出来る。

最後の技はよく羽休めが採用されるが、以前それで運用していた時に全く使わなかったので追い風を採用した。
退場際に追い風をする事で、キノガッサで上からキノコの胞子を打つ事やガブリアスをさらに速くする事が可能となる。
基本的にそのような場面はあまりないが
メガガルーラの素早さをサポートする事もできるため
立ち回りの幅が広がる。


ガブリアス 184(4)-190(180)-139(188)-x-106(4)-139(132)
A
逆鱗で197-135メガガルーラが超高乱数2発(瀕死率約95%)
HB
192メガガルーラの秘密の力+秘密の力164-198(急所非考慮約78%で耐える)
192メガガルーラの秘密の力+不意打ち145-174

電気無効枠かつ、終盤抜いて行くスカーフガブリアス
ガブリアスの通りが良い時は積極的に出して行く。
止まるポケモンに対してはキノガッサで起点に出来るので序盤に荒らす事も選択肢。
そこで秘密不意メガガルーラに対して不利にならないように耐久に厚くしてある。

今回採用した4個目の技は毒々。
キノガッサを出せない場合の相手の指数受けを崩す手段をより多く入れたかった。
ガブリアスキノガッサが相手のエルフーンを呼ぶため、それに打ちたい技でもある。

相手のスカーフガブリアスに勝てないので選出段階でスカーフガブリアスを警戒する場合は
裏にメガガルーラを置いたり、キノガッサファイアローの追い風で対処する。


メガゲンガー 159(188)-x-101(4)-191(4)-123(60)-200(252)
HD
191メガゲンガーシャドーボール乱数1発(瀕死率約30%)
S
最速

受けループや害悪系統の構築に強めな駒として補完的な採用。

基本的にこの型はメガ進化させる事で初めて機能するという認識を持たれているが
私はそうは思っていない。
元々1年と2ヵ月ほど前、去年の真皇杯のシーズンにガルーラゲンガー同時選出を始めたが
当時そのゲンガーはこの身代り滅び道連れゲンガーだった。

道連れによる1:1交換、有利対面に身代りを貼った後のシャドーボール連打等
メガ進化させなくてもある程度の役割は果たせる。当然相手のポケモンがラスト1匹になった場合
滅びの歌は有効であり、そもそも相手を流す技として使う事も出来る。

ガルーラを選出したいがピクシーのケアをしっかりしたい時や
メガヘラクロスメガクチートに対するガルーラからの引き先として同時選出する事はそこそこある。

当然ガルゲン同時選出時のパワーはこの型の場合落ちるので
極力したくはないが、滅びゲンガーだからと言って同時選出の選択肢を排除するのはナンセンスである。


化身ボルトロス 175(164)-x-92(16)-155(76)-100-179(252)
HB
200ガブリアスの逆鱗確定耐え
HD
145化身ボルトロスの10万ボルト超低乱数2発(瀕死率約13%)
S
最速

カバルドン展開や害悪系統の構築に対する明確な回答が欲しかったので
挑発悪巧み+ラム化身ボルトロスを採用した。
実際にオフで使用した個体は172の流用妥協個体。

挑発を持ちながらラムの実を持つ事で
カバルドンに後出しした時欠伸を食らっても悪巧み→挑発と選択する事が出来る。
増加傾向のキノガッサに対しても、キノコの胞子に後出しする事が可能。

最速を取る事で、現環境において耐久化身ボルトロスを倒そうとしてくる
準速以下のファイアローは上から殴る事が可能。耐久ボルトロスに対しても同様である。

以前ブログで紹介した事があるが、今回も電磁波を切る形となった。
しかし自身が耐久を崩す駒であると同時に、裏のキノガッサに挑発を打ちつつ退場して繋げる立ち回りも
多いので特に欲しいとは思わなかった。

(最後に)
冒頭で述べた通り、この構築はメガガルーラが軸であり地雷でもある。
この型に行きつくまでは様々な変遷があった。
初期は194猫捨て身を急所非考慮確定耐えをしていたが、個体数を考慮し確定耐えまで堅くする必要があるのか
疑問に感じた。そもそも火力が無さ過ぎてドレインパンチの活躍があまり無かった。
そこで耐久面火力面ともに妥協できるギリギリのラインを探す事にした。

また技構成だが、初期は空元気/冷凍パンチ/グロウパンチ/ドレインパンチだった。
対ゲンガーを冷凍パンチで妥協し、自身の抜き性能も求めたがこれは欲望の塊で失敗作に終わった。
不意打ちの未所持を良い事に1:1交換すらさせてもらえないと
そのまま構築が崩壊したり格闘技2枚採用の範囲の狭さゆえに
ギルガルドを見ただけで活躍の場を失った。
範囲を広げゲンガーと1:1を取れる噛み砕くを採用するだけで
選出の機会が飛躍的に増え指数受けは裏で起点にするという
今のコンセプトに至った。同時に剣の舞キノガッサの爆発力を実感した。

個性的な型から始まり、メガガルーラのお友達を真剣に探し
この形にするまでは約1ヵ月ほど費やした。
構築に興味を示してくれただけで無く、実際に使用し結果を残してくれた
ロー♀さんとクマさんには非常に感謝している。
構築の中身を教え、時間が無かったにも関わらず使いこなしてくれたのは
日々共にポケットモンスターをプレイしている事で私の構築に対する思考を
即座に理解してくれたからではないだろうか。

(この構築の主な成績)
構築原案作成:にゃおーし 第33回シングル厨のつどい 3位
使用者1:ロー♀ 第33回シングル厨のつどい 準優勝
http://pokemon-ro.hatenablog.com/entry/2016/05/04/212453
使用者2:クマ  第14回北大阪オフ 予選7-2 ベスト8
第14回北大阪オフ使用構築 「オタク殺戮スタン」 - ステロと吠えるを同時に持てるポケモンは強い

真皇杯 関東地区予選使用構築(ブロック2位抜け決勝T1落ち) 


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
化身ボルトロス 悪戯心 臆病 オボンの実 イカサマ 身代り 電磁波 威張る
ガブリアス 鮫肌 陽気 気合いの襷 逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 意地っ張り ガルーラナイト 秘密の力 グロウパンチ 噛み砕く 不意打ち
メガゲンガー 浮遊→影踏み 臆病 ゲンガナイト 祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 道連れ
ファイアロー 疾風の翼 意地っ張り 命の珠 ブレイブバード フレアドライブ 剣の舞 身代り
クレセリア 浮遊 図太い ゴツゴツメット サイコショック 冷凍ビーム 瞑想 月の光

明治大学ポケモン研究会様によって行われためーぽけオフで使用した構築がベース。
実際に使ったボルトロスの型は異なるが、今回はめーぽけオフで使用したこちらの型を記述。

自分用のメモとして、簡易更新。

・化身ボルトロス 185(244)-x-101(88)-x-121(164)-146(12)
約1年半ほど前に使っていたクレッフィを彷彿とさせた。
特殊ポケモンを相手にした時と身代りを残す事に成功した時は積極的に威張って行く。
この型を使っていると相手のガブリアスが辛いのだがそこはファイアローでカバーしたり。

ガブリアス 183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)
特に特筆する事が無いが、相手がバトンバシャ展開と思われる時は
積極的に剣の舞→岩石封じをする。
襷を盾にしたストッパー性能を持つ。

メガガルーラ 197(132)-192(236)-135(116)-x-121(4)-123(20)
前回使用したABガルーラほど耐久に振っている訳では無いが
それでも177猫捨て身を乱数耐え出来る程度には硬い。
もはや説明不要の秘密の力+不意打ちの対面性能を持ちつつ
噛み砕くを搭載する事でゲンガーにも隙を見せない。

メガゲンガー 159(188)-x-115(116)-191(4)-116(4)-192(196)
最近様々な配分のメガゲンガーが考察されているがこれはこのブログではお馴染みのBに厚い個体。
ファイアローが出し辛い場合に、相手のメガヘラクロスローブシンを相手する。
今回はメガガルーラグロウパンチを所持しているが
それでもサイクル負けしそうと感じた時は積極的に選出していきたい。

ファイアロー 159(44)-146(252)-91-x-92(20)-170(188)
元々身代りの枠は羽休めで起用していたが、余りにも使わなかったので
試験的に身代りを採用した。
これに伴いSを170まで引き上げボルトロスガブリアスに威張って退場した時に
確率で身代り→剣の舞を積む事が出来る。
羽休めで運用する場合はSには最低限割き、残りは体力に回したい。

クレセリア 227(252)-x-189(252)-95-150-106(4)
瞑想+サイコショックで瞑想の積みあいに強い。
今回は図太いでゴツゴツメットを持たせたが、臆病で食べ残しを持たせるのも面白いかもしれない。


改善すべき所が浮き彫りになってある意味良かった。
ラストチャレンジにも参加する予定なので頑張りたい
あくまで自分メモなので書き殴りで申し訳ない。

衝動的にTwitterアカウントを消してしまったが
そろそろ復活させる予定。

カントークラシック使用構築 金属音サンダー入りモルフォンバトン


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
フーディン マジックガード 臆病 無し サイコショック 挑発 バリアー 自己再生
サンダー プレッシャー 控え目 無し 10万ボルト めざめるパワー氷 金属音 羽休め
カビゴン 厚い脂肪 意地っ張り 無し のしかかり 噛み砕く 眠る 寝言
ヤドラン 再生力 控え目 無し サイコキネシス 冷凍ビーム 瞑想 怠ける
モルフォン 鱗粉 臆病 無し サイコキネシス 羽休め 蝶の舞 バトンタッチ
ニドクイン 力尽く 図太い 無し 大地の力 冷凍ビーム ステルスロック 吠える

自身にとって初めてのシングル66であり
それと同時に、初めて公式大会にしっかりと参加した。

以下採用順の解説

モルフォン 165(156)-x-112(252)-110-95-135(100)

S 1舞で最速130族抜き

蝶の舞を使う上で最低限の素早さを確保し、残りを耐久に振ったモルフォン
持ち物を持たせられないルールなので予想外の火力に遭遇する事がほぼ無く
積む事の可能なタイミングは多い。

基本的にはバトンタッチで後続に火力を繋げるが
自身が殴る事も多少は出来る。
1ウエポンは当初はヘドロ爆弾を使っていたが、ゲンガーやマタドガス、ニド夫妻等の
毒タイプへの打点となるサイコキネシスに落ち着いた。

特性は、のしかかりや10万ボルト、冷凍ビームや熱湯等に怯える事の無い鱗粉。


サンダー 197(252)-x-122(136)-160(4)-110-135(116)

HB 178カビゴンの恩返し2耐え

この構築におけるバトンエース1。
積んで殴るタイプのポケモンは特性が天然のピクシーで基本的には止まってしまうが
金属音を所持しているサンダーは強引に突破する事が出来る。
また、同様にカビゴンも無理やり突破出来る。のしかかりで麻痺しない事も重要。

強化アイテムの無いルールにおいて十分な耐久も持ち合わせており
特性のプレッシャー、羽休めと相まってPPを枯らしに行く事も出来る。


フーディン 160(236)-x-97(252)-155-115-157(20)

S 最速90族抜き

この構築のバトンエース2。
言うまでもなくエスパー技が一貫しているルールなので
火力が上がったフーディンは脅威の一言。

サイコショックを1ウエポンとし、物理アタッカーも詰ませる事の出来る
バリアー+自己再生を採用した。
残り1枠はシャドーボールと迷ったが、相手の電磁波や回復技を封じる挑発に落ち着いた。

特性はステルスロックのダメージを受けないマジックガード
フシギバナの宿り木の種で削られない所も優秀。


カビゴン 236(4)-165(156)-100(116)-x-157(212)-53(20)

HB
ステルスロック+187フーディンサイコショック2耐え
HD
187フーディンの気合い玉乱数2発(瀕死率約28%)

カントークラシックにおけるメガガルーラ
場持ちを良くするために眠る+寝言を採用した。

のしかかりは不意の小さくなるに対抗できる手段でありながら
サイクル戦で相手に負担をかけられ、確率で麻痺にする事も出来る。
また、噛み砕くは追い打ちと迷ったが
今回はフーディンを迅速に処理出来る噛み砕くにした。
追い打ちを警戒してか、交代してこないゲンガーやフーディンは多かった。


ヤドラン 201(244)-x-151(164)-143(76)-101(4)-53(20)

C
+2サイコキネシスで235-130カビゴンが乱数2発(瀕死率約89%)
+3サイコキネシスで235-162カビゴンが乱数2発(瀕死率約89%)

相手のカイリューパルシェン、カイリキー等の物理ポケモンに対する
クッションとしての役割を持つ。

ピクシーとどちらを採用するか迷ったが安定性を取ってヤドランにした。
ピクシーはカイリューアイアンヘッドによる怯み、カイリキーの毒突きが怖い。

ヤドラン自身も突破力がほしかったので瞑想を持たせた。
相手のピクシーを突破した後に相手を詰ませる事も可能。


ニドクイン 197(252)-x-136(132)-109(108)-106(4)-98(12)

HB
157プテラ地震乱数2発(瀕死率約27%)
189ゴローニャ地震確定耐え
204カイリューの+1地震乱数1発(瀕死率18%)

C
大地の力で156-95ニドキング乱数1発(瀕死率約94%)
冷凍ビームで111-90ダグトリオ乱数1発(瀕死率約82%)

相手のステルスロックを撒いてくるポケモンに強めでありながら
ステルスロック+吠えるを使う事が出来る。

出来るだけ早めにステルスロックは撒きたいが必ずしも初手に出す必要は無く
サイクルを回しながら途中でステルスロックを使う事が多い。
プテラに対しては挑発が怖いので冷凍ビームから入りたい。

吠えるは相手にステルスロックのダメージを蓄積させる役割があるが
単純に、鈍いを積んだカビゴンや瞑想を使ったピクシー等を1回は流す事も出来る。


結果は25勝5敗でおそらくレート1771。
1日目9-1、2日目8-2、3日目8-2。
最終日に集中して潜っていれば同じ勝率でももう少しレートは高くなっていたかも。
(一応SDでも30戦し、27-3という結果に終わった)

5敗のうち普通に負けたのは1戦で、2敗は1500帯で威張り殺されたのと1700帯での択負け。
残りの2敗はモルフォンが急所に当たって負けた。

私はこれを運負けと思っているわけでは無い。
単体性能が出来るだけ高めなポケモンで組んだ構築と言えど
構築としての火力はバトンに少々依存している。
30戦も数をこなせば数戦はピンポイントで急所をもらってしまうと思っているからだ。
急所に当たってしまうとリカバリーが効きにくいタイミングがあるので
これは構築としてのある意味欠陥なのかもしれない。

66というルールの中、0から考察をしたわりにはそれなりに勝てたとは思う。
しかし考察をしたからにはもう少し上位に行きたかったというのが本音であり
素直に悔しいので精進しようと思う。

気が向いたらカントークラシックの個人的キャラランク記事を更新する予定。

第1回めーぽけオフに参加

並びはボルトガブガルゲンアロー水ロトム
予選4-0で1位抜け、決勝トーナメント3-0で優勝。
ガブリアスシールドとピカチュウのぬいぐるみを頂いた。

記念に更新しただけ。
次はカントークラシックの記事を更新する予定。