Harvest 4th 準優勝構築+レート序盤、終盤使用構築 素早さ判定ガルーラスタン

先月行われたHarvest 4thにテナぱんまんという名前で参加してきた。
結果はブロック2位抜け(8勝2敗)、決勝で負けて準優勝。
オフでの言動に反し公開が遅れてしまったが
レーティングバトルが終了した時が良いタイミングかと思った。

種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
化身ボルトロス 悪戯心 図太い オボンの実 10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 悪巧み
ガブリアス 鮫肌 陽気 ゴツゴツメット 逆鱗 地震 岩石封じ ステルスロック
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 陽気 ガルーラナイト 空元気 冷凍パンチ グロウパンチ 不意打ち
メガゲンガー 浮遊→影踏み 控えめ ゲンガナイト クリアスモッグ サイコキネシス 挑発 道連れ
ウルガモス 炎の体 臆病 達人の帯 炎の舞 ギガドレイン めざめるパワー氷 蝶の舞
マリルリ 力持ち 意地っ張り ラムの実 滝登り 冷凍パンチ アクアジェット 滅びの歌

以下採用順の解説とする。

メガガルーラ
193(100)-146(244)-101(4)-x-101(4)-143(156)
193(100)-176(244)-121(4)-x-121(4)-154(156)
A
183-116ガブリアスへの親冷凍パンチへの乱数が変わるライン(瀕死率約76%)。
175の数値を確保する事で215-162カバルドングロウパンチ+冷凍パンチでほぼ落とせる。
S 
メガ進化前、進化後でそれぞれ準速ガルーラより早く最速ガルーラより遅い。

初手で多いガルガル対面をとても動きやすくしたガルーラ。
このSラインは私唯一のモノであると考えている。そうでなければ価値がない。
メガ進化の先行後攻で相手のガルーラの性格を判断、その後の技で選択肢を狭める事が可能。

(例)
陽気猫→捨て身タックルが濃厚
意地猫→秘密の力or捨て身タックル

初手のガルガル対面はグロウパンチ即決。
相手がこちらより遅く秘密の力orグロウパンチを打った場合不意打ちで相手のガルーラを縛る事が出来る。


ガブリアス 203(156)-160(76)-118(20)-x-106(4)-169(252)
HB
192秘密の力+不意打ちをほぼ耐える。
HD
93冷凍ビーム急所非考慮約76%で耐える。
A
鮫肌2回+ゴツメ2回+地震で181-121メガガルーラを2個切りで落とせる。

相手のメガガルーラを削る駒。それでいて相手の低速ポケモンを上から殴る事が出来る。
メガガルーラに闇雲に後出しするのは危険が伴うが、前述のガルーラの素早さ判定を利用し
猫だましやグロウパンチ、不意打ちを打たれがちなタイミングで後出しをする。

またウルガモスファイアローからの引き先としての役割も兼ねている。
アタッカーファイアローだった場合、交代際のステルスロックと合わせて
確実に1:1かそれ以上をとることができる。


ウルガモス 169(68)-x-115(236)-160(36)-126(4)-155(164)
HB
182岩石封じを最大乱数以外耐える。
C
157-116メガクチートを帯炎の舞で高乱数1発(瀕死率約82%)。
S
準速ガブリアス抜き。

物理耐久に大きく割いたウルガモス
クチート軸にも出していきたいので、足りなくなった火力は帯で補っている。
帯の恩恵はこれだけではなく、先に積む事さえ出来れば瞑想スイクン
体力をある程度残しつつ押す事が出来る。

拘りスカーフを持ったガブリアスは陽気ばかりなのでSを落とすのも選択肢だが
準速メガガルーラの上から削りを行えるのは優秀。


化身ボルトロス 184(236)-x-132(240)-145-101(4)-135(28)

普通の図太い悪巧みボルトロス
メガルカリオメガミミロップ、その他多くのポケモンに対するクッションとなる。
交代され電磁波が入らずとも、1度流して先にこちらがウルガモスで展開する等の選択肢がうまれる。


マリルリ 181(44)-112(252)-127(212)-x-100-70
HD
150ゲンガーのヘドロ爆弾を最高乱数以外で耐える。

ABベースのマリルリ。申し訳程度の耐久調整を施している。
ラムの実を持つ事でカバルドン展開に強く出られるが、絶対選出というわけではない。
前回登場のマリルリ同様滅びの歌を持つ事で害悪耐性をつけられる。

今回のウエポンはじゃれつくではなく冷凍パンチ。
じゃれつくを打ちたい相手には冷凍パンチで事足りる事が多い。なにより命中安定。


メガゲンガー
154(148)-x-98(140)-170(36)-96(4)-153(180)
154(148)-x-118(140)-214(36)-116(4)-173(180)
HB
233フレアドライブを3個切りで耐える。
C
163-91バシャーモサイコキネシスで2つ切りで落とせる。
S
メガ進化前準速ガルーラ抜き。

この構築ではメガガルーラをとても信用しているのでメガゲンガーは超補完的採用となっている。
基本的には害悪系統、バシャバトン系統に選出する。
挑発+道連れで最低限の1:1交換性能は兼ねている。
クリアスモッグはヘドロ爆弾で良いかもしれない、また普通の催眠ゲンガーも一考。


また、レートで1800くらいまで使用した構築も同時に公開する。
ゲンガーとマリルリが上記の個体と異なる。
同時にクマさんが(@k_p_poke)9割こちらの構築を使い最高最終2157を記録した。

クマさんの記事はこちら。
シーズン17使用構築 素早さ判定ガルーラスタン (最高&最終2157) - ステロと吠えるを同時に持てるポケモンは強い


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
メガゲンガー 浮遊→影踏み 臆病 ゲンガナイト 祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 道連れ
マリルリ 力持ち 意地っ張り ラムの実 叩き落とす アクアジェット 腹太鼓 眠る

メガゲンガー 159(188)-x-115(116)-191(4)-116(4)-192(196)

特筆すべき所がない普通の催眠ゲンガー。

マリルリ 203(220)-112(252)-101(4)-x-104(28)-71(4)

クレセドラン系統を崩す駒。
Dに多少振る事で、163-91バシャーモを意識してCに割いたクレセリアに対しても
体力半分からサイコキネシスゴツゴツメットダメージを耐える事が出来る。

カゴの実でない理由はヒードランの鬼火に対してのラムの実発動機会が多いため。
眠るは単純に拘ったガブリアス、低火力の相手に対してマリルリの体力回復の機会を得られる。
加えて、メガガルーラの不意打ち、交代による猫だましの再利用時など役立つ場面は多い。


(基本選出)
ガルーラ+ガブリアスウルガモス
ガルーラ+ガブリアス+化身ボルトロス

(最後に)
このSラインのメガガルーラが最近一番の発見であり強さは確かだった。
私の構築を組む上での信念は、「その時強いメガガルーラを使う」だったのでそれは達成できたと思う。
このガルーラは私唯一であるという自信の上で使っていた。

ガルーラガルーラ対面は不毛とよく言われるが
この個体の強みは相手の選択肢をある程度絞れる事。
メガ進化の速度+相手の選択する技を確認してから立ち回りを決める。
選択肢を排除した後のゴツゴツメットガブリアスは強力で、ウルガモスとの相性も申し分なかった。

(おまけ)

種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 無邪気 ガルーラナイト 猫だまし 捨て身タックル 冷凍ビーム 不意打ちor地震

メガガルーラ 181(4)-177(252)-121(4)-91(84)-108-155(164)
C
冷凍ビームで183-105ガブリアスがほぼ落ちる。
S
メガ進化前、進化後で準速ガルーラより早く最速ガルーラより遅い。
メガ進化後準速ガブリアス抜き。

普通の両刀メガガルーラだが、素早さ調整を施してある。
思考を変えるとこのような事も出来る。

冷凍ビームを採用しながらA177を確保を可能としている。
猫だまし+捨て身タックルを採用する場合A177をしっかり確保したい。
先ほどと違い、メガ進化後に準速ガブリアスを抜くことができるのは価値があると判断。


勿論記事を公開した以上、このメガガルーラはもはや価値が無くなったと思っている。
この記事をもってこのメガガルーラとはお別れ。
しかし、このように同族対決がよく起こりうるポケモン
自分唯一と自信が持てる素早さ調整を施したポケモンは立ち回りの幅が格段に広がると思った。


ORASお疲れさまでした。
オフ中心のポケモン生活を送りましたが、SMではネット対戦にも力を注ぎたいです。
勿論、残りのオフは頑張ります。オフでお会いする方は引き続き宜しくお願い致します。

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