シーズン9はランクマッチに参加したので、久しぶりにブログも更新。
ダイマックス等の8世代独自のゲーム性を全然理解していなかったので、それを学ぶ良いシーズンとなった。
前期はとりあえず最終3桁を目標にプレイした。結果は66-37で最終749位だった。
最後にランクマッチ(レート)を1シーズンに100戦も行ったのはXYの初期なので、とても楽しかった。
構築として意識した事は強いダイマックスの切り方をする事。
選出の際にダイマックス前提の技構成のポケモンがいると、相手の唐突なダイマックスに対してこちらも別のポケモンをダイマックスさせた時、そのポケモンが腐り気味になってしまう。
これを緩和させるために、補完的採用をしたトゲキッス以外は誰がダイマックスしても良い構築になっている。
また、ある程度相手のダイマックスしがちなポケモンを受けられるポケモンとして、カバルドンやポリゴン2といった明確な数値受けだけでなく、突撃チョッキのエースバーンも採用している。
カバポリ2エースバーン+ラムといった構築の基本形は今月の初めに出来ていて、様々なポケモンを試し、この並びに落ち着いた。
以下個体解説
カバルドン 図太い 215-x-187-89-92-67
・HB振り切り、端数C
タイトル通り、大地の力を採用しているカバルドン。
両刀(特殊)ではないパッチラゴンとエースバーンをあくびで流す以外にも、相手の裏を見る事ができたり、砂で満遍なく多少削る事もできる。
物理のダイマックスに対する役割を強く意識し、持ち物はアッキの実。
大地の力を採用する事で195-96ドラパルトの身代わりを火傷関係なくほぼ割る事ができる。
また、あくび+怠けるでサイクル戦をするがその際にもらいがちである威嚇を無効にできるの強かった。
当然グラスフィールドの効果も受けないのだが、ゴリランダーと組ませていなかったとしても大地の力を採用していたと思う。
最初吹き飛ばしの枠は悪巧みをしてくるトゲキッスを削れるヘビーボンバーで使用していたが、後述のエースバーンが比較的トゲキッスに強いので、ラムの実を持っていそうなポケモンを全て流せる吹き飛ばしにした。
エースバーン 陽気 173-152-96-x-112-168
・ダイスチルで382-116トゲキッスを確定2発
・ダイマックス前の155トゲキッスのダイジェット+ダイマックス後の155トゲキッスのダイジェット+抜群130ダイバーンをほぼ耐える
・最速100族抜き
チョッキの耐久力により、トゲキッスやポリゴン2といった特殊ポケモンと対面した時、ダイマックスしない選択を取る事ができる。
また、カバルドンやゴリランダーが打たれがちなダイアイスや火力の無いダイジェットに対して無理やり後出しする事もでき、選出幅の拡張に貢献してくれた。
技は構築単位で乏しい炎打点かつキョダイカキュウのための火炎ボール+ミミッキュやトゲキッス、ポリゴン2に打てるアイアンヘッドと飛び膝蹴りは確定。
もう1つはダイマックスする時に抜き性能を確保できる飛び跳ねるとした。
ダイマックスをしてもしなくても強いので、相手に合わせて選択を変える事が出来た。
ゴリランダー 182-194-111-x-112-109
・ドラムアタック+グラススライダーで176-120悪ウーラオスが回復1回込みで急所非考慮約89%で倒せる
・DL調整
・S-1のウーラオス抜き
構築単位で重くなりがちな相手の水ポケモンに後出しでき、処理が面倒な悪ウーラオスにも対面で勝てるため採用した。
相手のカバルドン展開や鬼火といった状態異常を1度だけ回避でき、場合によってはそこから全抜きも狙えるようにラムの実を持たせた。
ダイジェットに隙を見せるポケモンの評価はあまり高くなかったのだが、前述のカバルドンやエースバーンと組み合わせてからはあまり気にならなかった。
基本的にはドラムアタックで有利サイクルをする事が目標だが、障害となるポケモンが削れた後ではその対戦のメインアタッカーともなり得る。
技はもはやメインウエポンであるグラススライダーは確定。
残りは対面性能をあげるドラムアタックとジバコイルに打てる十万馬力、相手の状態異常や水ポケモンに対して一気に崩しを行える剣の舞とした。
ポリゴン2 控え目 191-x-129-154-115-80
・168珠リベロエースバーンのとび膝蹴りを14/16、184を11/16で耐える
・アナライズダイアタック2発で310-96エースバーンが急所非考慮約99%で2発
・アナライズダイサンダーで342-120ギャラドスを12/16で倒せる(珠を考慮すると15/16)
数値によりサイクルが可能であり、相手のドラパルトやギャラドスを筆頭に幅広く誤魔化せるポリゴン2も自然な採用となった。
基本的には体力を常に確保し、余裕がある時だけ殴り追加効果も狙う。
初めはHBで使っていたのだが、ダイマックスする事で無理やりサイクルを有利にする展開も多かったので、最低限の耐久を確保し火力を伸ばした。
ダイマックスを考えると後者の方が良さそうだが、ダイマックス前提ではない事と相手の剣の舞にリスクを付けられる点を評価してイカサマとした。
トゲキッス 臆病 184-x-116-148-136-145
・H4n
・+2ダイバーンで370-86ドリュウズを14/16で倒せる
・最速
ここまでで相手のパッチラゴンに対してカバルドンで受けるという選択しか取れないのが窮屈に感じたため、トゲキッスを採用した。
相手の受けサイクルに対しても少しだけ抗う事が出来る。
構築で唯一の、ほぼダイマックス確定枠となってしまうが、相手のゴリランダーや低火力のポケモンを起点にした時の強さは相変わらず魅力的。
オボンの実は特定の攻撃を意識したわけではないが、回復技を持っていないのでダイマックスした際にできるだけ多くの体力を保持できるように持たせた。
先制技圏外になったり、水流連打といった連続技に対して役に立つ場面は多かった。
パッチラゴン+鋼といった並びを崩せるようにマジカルシャイン+だいもんじ。
アシレーヌ 図太い 187-x-136-147-137-82
・H振り切り
・DL調整
・4振りポリゴン2意識のS
構築としてはこの枠が決まらず、様々なポケモンを試した。
アシレーヌに落ち着いた理由としては、カバルドンに対してゴリランダー以外の選択肢が生まれる点と、多少ウオノラゴンに強くなる点。
ポリゴン2により強くなれる所も魅力的だと思ったが、物理、もしくは両刀ポリゴン2に倒される事も多かったので、エースバーンに頼る事が結果的には多かった。
ダイフェアリーと熱湯、眠るの相性は悪いがダイマックスさせない事も多いので気にしていない。
選出
・トゲキッスを通せそうかどうか
・カバルドンとポリゴン2のどちらを、もしくは両方選出するのかどうか
・ゴリランダーの活躍を見込めそうかどうか
主にこれらを考えて選出をする。
エースバーン+カバルドン+トゲキッスorゴリランダーの選出が多い。
相手のスカーフエースバーンや両刀パッチラゴンを選出段階で考慮するなら、初手にカバルドンを置きたいが、そうするとDLポリゴン2に遅れを取る点が少し難しかった。
結果
情勢的にオフライン大会が無いので、数年ぶりにそこそこオンライン対戦をしたが楽しかった。
何かあったら @Tyranitar_cat まで。
去年アカウント変えました。