JPNOPENfinal 予選7-1 ブラストバーンリザy入り

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JPNOPENfinalに参加してきた。

結果は予選7-1予選抜け、決勝トーナメント1回戦負け。

 

メガリザードンYの火力が魅力的で、動いた回数だけ相手に負荷をかけられる。

しかし、ステルスロックを撒かれると体力が半分からスタートする上に、オーバーヒートは耐久調整の先にされる事も多い。

そこでカバルドンを1発で落とせるブラストバーンに注目した。

 

リザードンが強引に相手を突破した後のアドバンテージを活かして逃げ切る、もしくは火力のあるコケコのボルトチェンジで対面操作する、このどちらかのルートを基本的に取る。

霊獣ランドロスミミッキュを合わせた3匹が構築の組み始めで、この2匹はリザードンを補助する役割も兼ねている。

 

以下採用順の解説。

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メガリザードンY 控えめ 159(44)-x-130(252)-220(164)-136(4)-126(44)

・晴れブラストバーンで215-136カバルドンが12/16で落ちる

・ゴツメ2回と晴れ火炎放射で207-128メガガルーラが12/16で落ちる

・216スキン捨て身タックルを15/16で耐える

・172メガクチートの+2不意打ちを12/16で耐える

・147EFボルトチェンジ+砂1回を14/16で耐える

 

メガリザードンYのオーバーヒートだと慎重のカバルドンを倒せずに、あくび+ステロで好ましくない状況になる。そこで特化カバルドンにすら、命中すれば1ターンも与えないブラストバーンを採用。

直接仮想敵には入れてないが、火炎放射とブラストバーンで特化ポリゴン2が大体落ちたり、少し削れたヒートロトムブラストバーンで落ちたりする。

 

前述の通りリザードンでこちら視点有利対面を作り、対面のポケモンか後出しされたポケモンを1匹強引に飛ばしゲームをスタートする事が理想。

相手によってはブラストバーンを打った後もう1度動ける事もあり、そこで得たアドバンテージで押し切ったり、ミミッキュで逃げ切ったりする。

 

他の技はボーマンダランドロスに打てるめざ氷とレヒレゲッコウガに打てるソーラービームを採用。

 

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霊獣ランドロス 図太い 185(164)-148-155(244)-138(100)-100-111

・+1の216スキン捨て身タックルを8/16で耐える

・+1めざめるパワー氷で196-101霊獣ランドロスが13/16で落ちる

・216スキン捨て身タックルの反動とめざめるパワー氷で170-111メガボーマンダが落ちる

・大地の力で135-51カミツルギを確定

 

リザードンの後隙を埋めつつ、単体としてもサイクルを回せる霊獣ランドロスを2匹目に採用。

メガボーマンダを確率と型次第では突破、最悪相打ちもしくはミミッキュのかげうち圏内まで削る事を目標としている。

メガガルーラに2回ゴツメを入れる事や相手の霊獣ランドロスも役割対象。

鬼火メガリザードンXにも強め。

 

4つ目の技には瞑想を採用。

捨て身タックルと羽休めを持ったメガボーマンダに粘られないようにする技として主に機能する。

 

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ミミッキュ 陽気 131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)

・AS振り切り

 

リザードンの後隙を埋めながら、単体としても一気に勝利を引き寄せられるミミッキュを採用。

色々型を検討したが無難な陽気ASに落ち着いた。技構成も普通。

 

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メガメタグロス 無邪気 160(44)-173(60)-172(12)-157(252)-117-163(140)

・冷凍パンチで182-146グライオンが14/16で落ちる

・めざめるパワー炎で172-90エアームドが大体2発

・156zシャドークローを11/16で耐える

・最速ミミッキュ抜き

 

ナットレイ絡みの構築や、受け系統の構築に出す補完的メタグロス

前者はまだしも後者には確実に勝てるわけではないが、ミミッキュのシャドークローや後述のギルガルドの毒と合わせて少しでも勝てる可能性を高めている。

 

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カプ・コケコ 控えめ 146(4)-x-105-161(252)-91-182(252)

・CS振り切り

・EF珠10万ボルトで131-125ミミッキュが13/16で落ちる

・ゴツメ+EF珠10万ボルトで161-125ミミッキュが11/16で落ちる

・珠草結びで215-93カバルドンが11/16で落ちる

 

控えめで珠を持たせた火力のあるカプ・コケコ。 

リザードンの通りが悪い構築に対して主に先発運用する。

 

ここまで火力があると皮の無いミミッキュや削れたカバルドンを縛れたりするのが強み。

ランドロスと合わせてサイクルを回す事が多い。また、ミミッキュほどでは無いがリザードンで得たアドバンテージを活かし、一気にゲームを終わらす性能も持っている。

 

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ギルガルド 冷静 161(204)-171(4)-70-222(252)-71(4)-77(44)

・DL調整

・C振り切り

 

ここまでで崩し性能が物足りず、相手のカプ・テテフも重いのでギルガルドを採用。

有利対面から一気に崩せるようにゴーストZと影うちを持たせた。

 

選出

リザードン+霊獣ランドロス+ミミッキュは主にカバルドン+ボーマンダの構築に出す事が多い。

 

・コケコ+リザードン@1は、コケコとリザードンの通りが良い時の選出。とにかくリザードンが活躍するかどうかの見極めが必要となる(ボルチェン+放射、ブラストバーンでこれを落とせばミミッキュが通る〜等の予測)。

 

メタグロスギルガルドは補完的採用なので出すタイミングは大切。ギルガルドは、リザードンだけでは相手の高耐久ポケモンの突破が厳しそうな時によく選出する。

 

結果

JPNOPENfinal予選7-1 ベスト16

 

QRを公開する予定は特にないが、興味ある方、この構築に限らずポケモンの質問、相談がある方は @Tyranitar_cat までリプライ、DMお気軽に。