第4回CCS使用 イーブイバトンver2(モンメン入り役割分担)


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
モンメン 悪戯心 図太い 気合いの襷 追い風 置き土産 挑発 悩みの種
エルフーン すり抜け 臆病 拘りスカーフ 追い風 置き土産 挑発 すり替え
ラティオス 浮遊 控えめ メンタルハーブ 追い風 置き土産 マジックコート サイコキネシス
イーブイ 危険予知 臆病 イーブイZ アシストパワー とっておき 身代わり バトンタッチ
エーフィ マジックミラー 臆病 カシブの実 アシストパワー マジカルシャイン 身代わり 朝の日差し
シャワーズ 貯水 臆病 バンジの実 アシストパワー 波乗り 身代わり 欠伸

前回のイーブイバトン構築を作成した時と異なりメガ進化が全種解禁されたので
もう一度自分のやりたい事を押し付ける本構築を考察した。

(本構築を作るにあたって)
構築の形としては起点作り+イーブイ +吠える系統に耐性のあるエーフィは確定。
前回と同じく、起点作りが1匹だけでは出せる範囲に限界がありすぎるので
もう2枠起点作りに割いた。6匹目には後述するが構築の穴を埋められて
さらに強力な打点を持てるシャワーズを採用した。

起点作りに求めた前提条件は相手の初手カバルドンに対抗策を持っている事と
置き土産等により退場のタイミングを選べる事。
タイミングを選べないと追い風等の補助技ターンを交代連打で枯らされる事も多く
不意の蜻蛉帰り、ボルトチェンジにも苦戦する。

(個別解説)
モンメン 136-x-123-x-70-98
追い風後に最速ファイアロー抜き
役割対象:ほぼ全て 強いて挙げるならジャローダ

対象がほぼ全て、というのは基本的にはモンメンを出していきたいから。
起点作り要員としては悪戯心の襷エルフーンが最強と前回自分の中で結論付けたのだが
エルフーンで出来る事はモンメンでも出来ると考えた。ガルーラにも1回は動ける。
後述するが、モンメン採用に伴いエルフーンの特性はすり抜けである。

技構成は相手の吠えるや滅びの歌、挑発を阻止する挑発と
イーブイが展開できるようにする追い風と置き土産
最後にジャローダの天邪鬼等を消し置き土産を入れられるようにする悩みの種を採用した。


エルフーン 157-x-136-x-95-162
182テクニシャン岩石封じが乱数3発、瀕死率約17%
最速95族抜き
役割対象:カプ・テテフ絡み キノガッサ 悪タイプ

悪戯心で出来る事をモンメンに託したので、特性をすり抜けで採用。
これによりサイコフィールド下、悪タイプに対しても展開しやすくなる。
Zをあまり持たないカバルドンキノガッサに初手対面した時に抗える
スカーフすり替え。同時にスカーフテテフに対してサイキネ急所を食らう前に置き土産出来る。

カバルドンに対してはいうまでも無いと思うがキノガッサに以下のように展開出来る。
すりかえ→岩石封じ
岩石封じ→追い風
岩石封じ→置き土産
イーブイz→岩石封じ
身代わり→岩石封じ(追い風切れる)
岩石封じで身代わりが割れる→身代わり
岩石封じで急所以外身代わり割れない→バトンタッチorアシストパワー

エーフィにバトンしても、イーブイでアシストパワーを打っても身代わりを残したまま
襷の無くなったキノガッサを突破可能。
sが1段階しか上がっていないので安全を求めて基本的にはエーフィにバトンしたい。

2ターン目で岩石封じでなく交代された場合も追い風下でs216なので
大体置き土産からの展開に入れる。交代された先がカバルドン等の吠える持ちだと
展開できないので4つ目の技は挑発。


ラティオス 181-x-103-179-131-153
サイコキネシスで165-101メガゲンガーを12/16で落とせる
197スキン捨て身タックル14/16耐え
182ムーンフォース耐え
222シャドーボール15/16耐え
準速100族抜き
役割対象:バシャーモ ゲンガー+悪タイプにも出したい

モンメンエルフーンバシャーモに対してうまく展開できないので
ラティオスを採用。メガ進化で数値に余裕を持たせたかったのだが
並び的に挑発を打たれても仕方ないのでメンタルハーブ。

技構成は追い風置き土産の展開技、ゲンガーやバシャーモへの打点となるサイコキネシス
後1つはカバルドンの欠伸等を跳ね返すマジックコートを採用。
ウエポンが地震のみのカバルドンラティオスに対してする事がなくなる上に
自身に欠伸が入った場合、そこで置き土産をする事でカバルドンが寝るか交代先に置き土産が入る。

200ムーンフォースで倒されたとしても、イーブイが1発耐える上にS2段階上昇後に
上を取れるので問題ないと判断した。


イーブイ 151-x-71-77-87-115
220アシストパワー(+2)で157-163ドヒドイデを確定
222ヘドロ爆弾を14/16で耐える(200ムーンフォース耐え)
s2段階上昇で1加速準速100族抜き

選出率100%の展開要員。
以前と同じく黒い霧を大体持っているドヒドイデを倒せるようにcに割き
残りは耐久と素早さに回した。

メガゲンガーに挑発さえ入っていれば、追い風や置き土産がなくとも
毒が怪しいが一応展開できる。

zした後に余裕があれば身代わりを使い、裏を見越した相手の攻撃を透かし
あわよくば身代わりを残す事も考えるが基本的にはあまり場に残したくない。


エーフィ 171-x-110-150-115-147
最速81族抜き

1匹目のバトン先。
カバルドンの吹き飛ばしは勿論、不意の吠える系統に強いエーフィを採用。

耐久値に明確な仮想敵がいないので前回よりも素早さを伸ばした。
リフレクターだった枠は、ギルガルドに少しでも有利になれ、不意打ちを透かせる
身代わりにした。

身代わり+カシブの実はやりすぎ感があると思ったのだが
特に他に持たせたい持ち物がなく、バトンのタイミングで霊技を打たれても
保険の効くこの持ち物が結局良いのかなと感じた。


シャワーズ 208-x-112-133-116-123
220アシストパワー(+2)で181-102メガガルーラを確定
波乗り(+2)2発での167-172ギルガルドの瀕死率約84%
準速パルシェン抜き

2匹目のバトン先。
今回採用した起点作りでは初手の襷パルシェンに対して何もできないまま3縦されてしまうので
強力なアシストパワーを使えて1回パルシェンに後出しできるシャワーズを採用。

起点作りポケモンパルシェンが初手対面した場合後出しをし
攻撃を耐えながら欠伸を選択、次のターンに起点作りに戻す事で
パルシェンが寝るor何かと起点作りが対面、ここから再展開を試みれると考えた。
持ち物は破りロックブラスト急所や総HPを考えた半分回復木ノ実。

パルシェンが欠伸を受けた後交代し、裏に襷パルシェンが控えている事を考えて
準速パルシェン抜きの素早さに設定した。

欠伸はバトン展開に成功した後も身代わりと絡める事で有利に対戦を運べる。
そもそも特殊ポケモン相手には身代わりが1発で壊されない事も多い。

マジックガードで無いので呪いは効いてしまうのだが
カバルドンミミッキュが同居しているとそもそもピクシーを出しづらかったり
以前より呪い身代わりの個体が落ち着いてると思ったので妥協した。

(選出)
起点作り+イーブイ+エーフィorシャワーズ

(感想)
構築としての完成度はかなり高い所までこれたと思っている。
前回よりもさらにイーブイバトンに関して知識を付けられたと感じているが
同時にこのコンセプトの構築そのものの限界が見えた。

それはこちらが構築の完成度をいくら高めた所で
結局は相手依存になると言うこと。これはイーブイに特化させてる以上、完成度を
あげても避けられないと思う。

例えば、相手が吠える吹き飛ばし持ち(カバルドン等)を温存している時
こちらは置き土産のタイミングで毎回見えないポケモンに怯える事になる。
相手が気づいていない事も多々あるのだがこちらは知っているので考慮するか迷ってしまう。
毎試合見えない択を制す事は無理に等しいのでオフよりレート向きであるように感じる。
このような戦いを毎回したくないので今回は公開した。

改善するとすれば見えない択すら無くす画期的な展開方法を考えるか
今まで避けてきた選出の2極化を考察する事かなと思う。
正直、選出段階で展開するにあたり困難を感じるポケモンがいない相手の方が
珍しいので2極化したとしたら、イーブイはどこで出すのかが問題になってくるはず。

このように今回はイーブイバトンでリベンジしたがCCSでは個人4-4。
見えない択が存在する構築を使っている内は勝ち切る事は難しいと思う。

QRコード
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-400F-A8A8

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