第14回キツネの社mf使用構築(ABメガガルーラ入り)


種族名 特性 性格 持ち物 技1 技2 技3 技4
化身ボルトロス 悪戯心 穏やか 食べ残し 放電 毒々 身代わり 守る
ガブリアス 鮫肌 陽気 拘りスカーフ 逆鱗 地震 岩雪崩 空元気
メガガルーラ 肝っ玉→親子愛 意地っ張り ガルーラナイト 秘密の力 蹴手繰り 噛み砕く 不意打ち
メガゲンガー 浮遊→影踏み 臆病 ゲンガナイト 祟り目 ヘドロ爆弾 催眠術 道連れ
バシャーモ 加速 意地っ張り 気合いの襷 フレアドライブ 岩石封じ 鬼火 守る
マリルリ 力持ち 意地っ張り ラムの実 じゃれつく 滝登り アクアジェット 滅びの歌

採用順の解説

メガガルーラ 185(36)-191(228)-151(244)-x-120-120

A
蹴手繰りで181-121メガガルーラをほぼ1発

HB
177メガガルーラ猫騙し+捨て身タックルを最高乱数以外耐える
200ガブリアスの鉢巻逆鱗のダメージ135〜159

最低限のAを確保し、残りをBに割いたメガガルーラ
この配分は知り合いのブログからもらった。
秘密の力+不意打ちにより対面性能を確保しつつ
噛み砕くでメガゲンガーの被害を最小限に抑える。

抜いていくタイプのガルーラでは無いのでグロウパンチではなく蹴手繰り。
最近のガルーラの配分はASが多いので使い心地は良かった。
地味にナットレイに対する打点にもなる。

177メガガルーラの猫捨て身を耐える、という表現は被弾数の関係であまり強いと感じないかもしれない。
しかし秘密の力メガガルーラが増加傾向にある現在
177猫捨て身に対しても生存する可能性がある(強気に動いていける)、という考え方を私はしている。

クチートが重めなので噛み砕くは炎のパンチでも良いかもしれない。

マリルリ 175-112(252)-132(252)-x-100-71(4)

HB
216メガボーマンダの捨て身タックルを耐える
182ガブリアス地震乱数2発(瀕死率約36%)

場持ちを良くするためにBに厚く振ったマリルリ
上の耐久はあくまで目安。

バシャーモマンムー等、取り巻きのポケモンが苦手とする相手に受けだして行き
サイクル戦で相手に負荷を与えていく。
ラムの実を持たせる事でカバルドン展開にも強く出る事ができ、不意の鬼火にも抗える。

4個目の技は自由枠だが今回は滅びの歌を採用した。
バシャーモのバトン展開やピクシー、オニゴーリに対する耐性が付く。
低火力高耐久の受け思考の相手に対しては、滅びマリルリメガゲンガーの動きも可能。
ラス1の相手に対して滅びの歌+ボルトロスの身代わり守るも面白かった。

化身ボルトロス 177(180)-x-105(116)-146(4)-132(156)-138(52)

テンプレ配分の毒守ボルトロス。実際に使用したのは非理想値。

マリルリを採用する事で相手のボルトロスが重くなり
またバシャーモやゲンガー等、電磁波をまかれやすいポケモンが多く存在するので
後出しから展開していく事が多い。

ガブリアス 183-182(252)-116(4)-x-105-169(252)

電気の一貫を切りつつ、状態異常で消耗した相手を抜き去る拘りスカーフ。
技は逆鱗地震岩技+空元気。
空元気は使用頻度こそ少ないものの、毒守ボルトロスに対して
命中100の技を打ち続けられる事は評価できる。

バシャーモ 175(156)-182(204)-91(4)-x-93(20)-116(124)

A
171-151メガボーマンダの身代わりを-1岩石封じで乱数1発(56.3%)
167-101メガゲンガーを岩石封じ+フレアドライブでほぼ確定

クチート絡みの構築に出す事が多い。
主に初手に出していき、岩石封じによるS操作と鬼火による相手の攻撃力減少で
裏のゲンガーがメガ進化しやすい場を作る。

勿論ファイアローにも岩石封じを誘って打つ事が可能だが
この構築の場合は裏のポケモンのサポートをするS操作の意味合いが強い。

メガゲンガー 159(188)-x-115(116)-191(4)-116(4)-192(196)

HB
メガ進化前に260メガヘラクロスのロックブラストを大体耐える
メガ進化後に233メガバシャーモフレアドライブを乱数1発(12.5%)

S
メガ進化前にガブリアス、メガ進化後にゲッコウガを抜ける

前回の記事にも登場しているBに厚めのメガゲンガー
構築単位で状態異常技を多く用いるので祟り目との相性が良い。
メガヘラクロス入りや、相手にするのがきついサイクル構築には積極的に出していく。

前述の通り、火力のあまり無いサイクル構築には
マリルリの滅びの歌+メガゲンガーの影踏みで試合を有利に進められる事が多い。


結果は6-3のオポネント落ち。
序盤に1戦落としてしまった事が響いた形になった。
運が絡んで不利になり負けた試合もあったが、プレイングミスで落とした試合も1戦あり
それが無ければ予選を抜けられていたので私が悪い。

選出段階で、状態異常+メガゲンガーで詰めていくのか
メガガルーラを軸とし相手に負荷を与えていくのかを見極める必要がある。

また、今回はABメガガルーラとABマリルリというポケモンに注目した。
場持ちの良さは行動保証に繋がり、この2匹のポケモンに限っては
一回動く事で相手に大きな負荷を与えられる。
メガガルーラの配分と技はその時の流行により強さが決まると思っているが
現在だとABメガガルーラはもう少し注目されても良いのではないかと思った。

マリルリに関しては個別解説の所でも述べた通り、滅びの歌がとても面白い性能を発揮した。
影踏み(メガゲンガー)でない滅びの歌を使うのは初めてだったが
裏の毒守ボルトロスの展開補助やメガゲンガーとの相性が良かった。
相手は交代を強要されるのでサイクル戦で相手の裏に負荷をかけ試合を有利に進められる事も多々あった。

勿論、所謂害悪と呼ばれるポケモンに刺さる上に
バシャーモに強い存在でありながらバトン展開にも対応できる。

力持ちマリルリの滅びの歌についてももう少し考察をして行きたい。

改善すべき点は見つかっているので
この構築をベースとしより優れた構築に仕上げていくつもり。